履正社高校岡田監督の魅力は?他の強豪校では味わえない!?

高校野球

第101回全国高校野球選手権大会は大阪代表の履正社高校が、石川代表の星稜高校を破り見事初優勝をかざりました。

履正社高校野球部岡田龍生監督(58)は1987年就任でチームを率い33年目での悲願達成でした。

「何とも言えない気持ち。夢のようです。泣くことはないだろうと思ったが、涙が出てしまった」と感無量のコメントを発表。

私も岡田監督の采配がとても好きだったので、本当に感無量でした。

「岡田先生は全野球部員の保護者全員と、とことん話し合いをおこなうそうです。人の痛みがわかる人だから」

履正社高校が全幅の信頼を置くのは、岡田監督の人間力です。

その力で岡田監督は履正社高校野球部を1つにし、優勝校に育て上げたのです。

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履正社高校野球部岡田監督の信念とは?

【通い】でも勝てます。

全国屈指の名門校である履正社高校野球部は寮を持ちません。

寮生活ではありません。

すなわち、自宅もしくは下宿からの通学、通いです。

全部員が寮生活を送る宿命のライバル大阪桐蔭高校や私学の強豪校とは対照的です。

大阪桐蔭高校が全国制覇を重ねていた5年ほど前、強化のために学校側から岡田監督へ寮の創設を打診されたそうです。

メリット、デメリットをまとめるところまでいったそうですが、岡田監督は現状維持の通いを結論としました。

岡田監督らは「このやり方で強くしよう。絶対全国優勝しよう!」と貫くことを強く決めたそうです。

この決断はものすごく勇気のいるものですよね。

優勝メンバーは、大阪、兵庫の部員が多いそうです。

野口主将は1時間ほどかけて通学していますが、電車で参考書に目を通したり野球ノートをまとめたりと時間を有効活用しているそうです。

高校と家庭で連携して取り組む栄養管理は厳しいが、学校を離れた場所での行動は、基本的に自由です。

また、大阪府内など交通便利な会場での試合などは現地集合、現地解散の方針とのことです。

自立を促すためだそうですが、これも強豪では珍しいですよね。

普通は貸し切りバスなどで移動している光景を良く見ますよね。

野口主将は「自立してできています」と成長を実感しているそうです。

一方、実家が兵庫県丹波市のエース清水投手や兵庫県姫路市の小深田選手は下宿生活です。

自由な時間は多いが、自覚を欠いた行動をすると全員に迷惑がかかります。

「やっぱり寮生活にしないと」と噂になってしまっては意味がありません。

自覚が求められる分、寮生活とは違う厳しさがありますね。

私のイメージでは、寮生活でないと、甲子園で優勝出来ない。

と思っていましたが、岡田監督の考えを聞いて考え方が変わりました。

それほど、通い、はインパクトがありますね。

寮生活のメリットももちろん多いです。

一体感、練習時間の確保や食事面でのサポート等々。

通いの履正社高校、寮の大阪桐蔭高校。

大阪2強が違う形をとっていることも、両校に素晴らしい選手が集まる理由の一つと言えそうです。 

岡田監督経歴

岡田 龍生(おかだ・たつお)

1961年(昭36)5月18日生まれ、大阪府出身の58歳。

東洋大姫路高校では主将を務め79年春の選抜高校野球選手権大会はではベスト4。

ちなみに、お母さんは、元女子プロ野球選手だったそうですよ。

守備位置は内野手。

日体大―鷺宮製作所でプレー後、桜宮(大阪)コーチを経て87年から履正社高校監督。保健体育科教諭。

就任当時は元陸上部、元卓球部、元体操部の3人を含む部員11人からのスタート。

「練習設備もないし、練習試合を申し込んでも履正社ってどこの会社ですかと言われた(笑)」というスタートだったとのこと。

相当苦労があったと思います。

ドラマ、スクールウォーズを彷彿とさせる伝説ですね。

岡田監督の魅力 謹慎・挫折からの変革

情熱が行きすぎた時期がありました。

2001年6月のミーティングで2年生に手を出し、岡田監督は謹慎になりました。

それまでは、とにかく練習に次ぐ練習、部員に対してとことん厳しく指導していたそうです。

そこから、指導法を見直す転換期となり、痛みではなく言葉で接するように心がけたそうです。

相手がわかるまで、話し合いを続けました。

保護者にも協力を求めたそうです。

「子どもを思わない保護者はいない。家族にも、コーチになってもらおう」と。

12月の保護者面談を習慣化し、自宅と学校の日常を交換し合う方針に。

全部員の保護者と話し合うそうです。

生半可な労力では出来ないことですよね。

岡田監督の本気度が伝わってきます。

1人で何役もこなした時代とは違い、神港学園(兵庫)の甲子園球児だった松平コーチが2000年に着任し、2001年から野球部長になったことも大きな出来事だったそうです。

コーチやトレーナーなどスタッフも充実させ、保護者も巻き込む指導環境を作り上げていきました。

ここにも、寮生活ではなく、通いの精神があったのですね。

保護者も巻き込んでの指導は、強豪校になればなるだけ難しくなるはずです。

それを敢えておこない、保護者の方々にも主役意識を保たせる。

子どもたちにも、保護者の存在は大きいですよね。

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履正社高校野球部 岡田監督の魅力まとめ

一見厳しそうな岡田監督。

しかし、激戦の大阪を勝ち抜くには厳しいだけではなく、経験から裏打ちされた愛情があるからこそ、いろんな人達が岡田監督を応援していたと思います。

人の痛みが分かる人。

まさに岡田監督に似合う言葉ですね。

部員のために何が出来るか、部員目線で物事を判断することの大切さ。

だからこそ、岡田監督の試合における采配は的確なのですね。

私も岡田監督が大好きです。

私が、岡田監督を初めて知ったのは、BS朝日放送で甲子園の解説をされていたときです。

すごく、優しい語り口で選手の立場で解説をされていました。

野球の初心者にもわかる言葉でお話をされていたのが印象的です。

それを聞いてファンになりました。

それから、履正社高校を応援するようになりました。

私自身も今回の優勝はものすごく嬉しかったです。

岡田監督の指導方法が間違いではないことを証明できたと確信しています。

ますます履正社高校野球部が秋以降も大活躍されることを願ってやみません。

優勝おめでとうございます!

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