ソフトバンクグループ(SBG)は6月9日、同社の従業員や医療機関の関係者を中心とする4万人以上を対象に新型コロナウイルスの抗体検査の結果を発表。
その結果、陽性率が0.43%だったとのこと。
この陽性率0.43%という結果について、Twitterでは様々な意見が飛び交っています。
紹介します。
検査実施内容
検査期間は5月12日から6月8日。
対象件数は4万4066件。
うち、陽性件数は191件。
陽性率0.43%。
なお、医療従事者の検査件数は5850件で陽性率は1.79%だった。
ソフトバンクグループの孫会長は、抗体検査や唾液PCR検査では、民間企業が、あまりリスクを伴わずに検体を採取できると説明。
広く徹底的に検査して感染者を認知・隔離すれば、社会活動の継続や第2波の予防につながると述べました。
なお、以前、日赤保存血液500人分で抗体検査した際は、0.5%の陽性率だった。
累計陽性者は日本全国で54万人!?
今回のソフトバンクグループの抗体検査による陽性率0.43%。
これを、日本人の人口約1億2590万人に当てはめると、約54万人。
単純計算にはなりますが、現時点での日本全国の新型コロナウィルス陽性者は約54万人と予想されますね。
現在発表されている累計陽性者数は1万7千人。
そうなると、約54万人から約1万7千人を引いた約52万3千人が感染未確認のまま治癒して抗体ができた可能性がありますね…
この約52万3千人は、新型コロナウィルスのワクチンなどが開発されない限り、感染リスクがあるかも知れないということを示していることになるのでしょうか。
日本以外の国の陽性率は?
日本以外の諸外国における同様の抗体検査の陽性率はどうなのでしょうか?
〇ニューヨーク(米国)…12.2%
〇ロンドン(英国)…19.9%
〇マドリード(スペイン)…17.5%
単純比較では日本の陽性率は諸外国に比べて低いですね。
ネットの声
抗体検査の結果が面白い。コロナ禍が始まる前の日赤保存血液500人分で0.5%。コロナ禍始まり後の血液500人分でも0.5%。ソフトバンク社員全員抗体検査で0.43%が陽性。要するにバックグラウンドが0.4%。スポーツ選手が全員検査を開始してるが、ここは結構高い陽性率が出ているのが興味深い。
— 誰でもコメンテーター (@sgsdogrun) June 10, 2020
新型コロナの抗体を保有する陽性率は0.43%。ソフトバンクグループが約4万人を検査。東京都などの検査と同様、大規模な流行を起こした海外に比べ低い結果が出ました。集団免疫に関する戦略にも影響がありそうです。#新型コロナ #COVID19https://t.co/pbgPvunrNa
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) June 9, 2020
ソフトバンクグループは9日、社員ら約4万人を対象に実施した新コロ抗体検査の結果を公表!抗体を保有していた陽性率は0.43%だった。これまで東京都などで実施した検査結果と同じレベル。
じゃあ、単純比率計算で、全国では感染者数約50万人じゃないの。発表の1万7千人とエライ違いで、どういうこと?— 加治将一 (@kaji1948) June 9, 2020
陽性率0.43で、検査してない陽性者が50万人以上いるのか。
下手に外出すると移るし自分も持ってるかもは、健在ってことだ。
発表では無自覚陽性者が2万人弱だったらしいから、すごい差だし、とても危険。
この2週間位、不要不急で出てる人達が、今週以降の新規感染者になるかもなわけだね。危険。— ふじき@とうらぶ好き (@F_ujiki2) June 10, 2020
SBGの抗体検査0.43%で陽性反応 https://t.co/iIO6BqcnVU
抗体は感染した際、体の免疫システムが作り出すタンパク質。症状が回復しても一定期間、血中に残るため感染歴が分かる。一度、抗体ができれば、同じ感染症にかかりにくくなることが多いが、新型コロナに当てはまるかはまだ不明。 #陽性率0.43
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) June 10, 2020
◆#ソフトバンク グループ
4万4066人の抗体検査の結果発表
◎陽性者…191人
◎陽性率…全体…0.43%
SB関連…………0.23%
医療従事者…1.79%◎ニューヨーク…12.2%
ロンドン…………19.9%
マドリード………17.5%#報道ステーション #抗体検査 #ソフトバンクグループ pic.twitter.com/myxqIGPdxA— あかんべ (@hHqUlOAcpt12FNb) June 10, 2020
SBGが4万人検査 陽性率0.43% ->検査範囲に偏りがあるから正確ではないだろうけれど、大体こんな感じかね。そういう意味では集団免疫には程遠い。やはりワクチンか薬かが世に出てこなければいけないんだろうね。
— 田中敏夫 (@EBis2psd7dYj9y8) June 10, 2020
ソフトバンクグループ及び関連会社等44.066人を対象に抗体検査を独自に実施したようです。
陽性率0.43%が高いのが低いのか?
テレビではヨーロッパなどから比べるとかなり低いようですが、第二波の備えは必要と話していました。 pic.twitter.com/YvubhxT5cR— ooizumi-kazuo 大泉 かずお (@ooizumikazuo) June 9, 2020
コロナ陽性率0.43% ソフトバンク4万人抗体検査:日本経済新聞
ニューヨーク12%,日本0.4%。
これが民度の差なんだろうか。 https://t.co/Bfgt8QSEcU— HIDE (@ahwmaster999) June 10, 2020
これだけのデータが取れたのはすごいですね。
これからは他のデータも組み合わせていくと、わからないから極端な対応するのではなく、細かな対応ができるようになるのではないかと思います。 / ソフトバンクGが4万人超対象にコロナ抗体検査、陽性率0.43% #NewsPicks https://t.co/JhsMgrGSYg— Mitsunobu Suzaki (@Dio_Blando) June 10, 2020
ソフトバンクグループによる新型コロナウイルスの抗体検査の結果、陽性率は0.43%とのこと。うーん、これでは集団免疫獲得には期待できない。やはり、ワクチンと特効薬を待つしかなさそう。普通の暮らしにはいつ戻れるのだろう。
— 気象予報士そらんべ (@soranbe15) June 10, 2020
陽性率0.43%は低い?高い?SBGがコロナ抗体検査まとめ
この投稿をInstagramで見る
ソフトバンクソフトバンクグループ約4万人からの抗体検査で陽性率が0.43%。
単純計算でも日本全国では約54万人が新型コロナウィルス陽性だった可能性があるということになりますよね。
諸外国の陽性率と比べれば低い数値にはなりますが、だからと言って感染しないとは限りません。
今以上に新しい生活様式を徹底して、感染リスクを抑える自己努力をするべきですよね。
ワクチンや特効薬が開発されないと落ち着かない日々が続くのでしょうか。
抗体検査については、これからもっと対象件数を増やして研究して欲しいですね。